社長挨拶
GREETING
建設業界における計測の分野は、時として人命にかかわるような事故を未然に防ぐという重大な使命を担っているものです。しかし残念なことに、その重要性は未だ十分理解されているとは言えないのが実情です。
リーディングカンパニーを自負する当社は「あらゆる建設工事に際してインフラ構造物の挙動を長期にわたり正確に計測し、安全性を評価するための正しい変位情報を提供する」を技術開発目標とし、長年にわたり自社計測器の開発を行い、高い計測技術と合わせて正確かつ信頼ある計測を皆様に提供しております。
当社の開発した計測機器は、近年益々盛んになってきたロボットの制御技術や車の安全装置としても使用されている近接センサーを用いることで、計測対象のインフラ構造物を非接触で計測可能としております。
ロッド式や貼り付け等で構造物を直接的に計測する接触型の変位計測器や、利用の簡便な光学式変位計測器の検出方法では、周辺温度の影響を大きく受けて工事影響と温度影響の動きが混在した計測になってしまいます。
特に変位に対する「規制値」が厳しい鉄道構造物などでは、高精度の計測ができる唯一無二の計測器と考えます。
綜合計測株式会社は安全という社会貢献への責任を果たすべく、長年の実績をベースに総合的な計測エンジニアリング企業として、全社を挙げてトータルパワーアップに取り組み、お客様のご要望にお応えする決意です。計測に係わることでしたら、いかなる相談も賜ります。
なお、今年はおかげさまで創業40年を迎えます。皆様におかれましては、当社の考えと取り組みを是非ともご理解いただき、引き続きのご支援ご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
平成28年1月
綜合計測株式会社
代表取締役 蜂須賀 義晃